暖房器具の電気代を一覧で比較|1時間・1か月の目安と選び方

家電

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寒くなると、暖房器具の電気代が気になりますよね。ただ、電熱ベストのように1時間1円もかからないものから、オイルヒーターの強運転のように1時間40円を超えるものまで、器具によって電気代は100倍以上違います。この記事では、当サイトの暖房器具の比較記事で計算した電気代を1つの表にまとめ、どの器具がいくらかかるかと、使い方に合った選び方を整理しました。

この記事の電気代の計算方法

電気代は「消費電力(kW)×使った時間×電気料金の単価」で計算できます。単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWh(税込)を使っています。

  • 消費電力どおりに運転し続けた場合の計算なので、上限の目安です。温度調節で電源が入ったり切れたりする器具は、実際にはこれより少なくなります。
  • こたつとホットカーペットは、メーカーが表示している1時間あたりの消費電力量(Wh)をもとに計算しています。
  • 電力会社や契約プランによって単価が違うため、実際の電気代は変わります。

暖房器具の1時間あたりの電気代(安い順)

暖房器具 消費電力の例 1時間の電気代 くわしい記事
電熱ベスト・USBブランケット 5〜10W 約0.16〜0.31円 電熱ベストの比較
一人用こたつ(弱) 約20〜80W 約0.6〜2.5円 一人用こたつの比較
ホットマット 30W 約0.9円 足元ヒーターの比較
電気毛布 55〜80W 約1.7〜2.5円 電気毛布の比較
ホットカーペット 1畳・中 約90Wh〜3畳・強 約424Wh 約2.8〜13.1円 ホットカーペットの比較
パネルヒーター 160〜300W 約5.0〜9.3円 足元ヒーター・脱衣所ヒーター
カーボンヒーター 350〜900W 約10.9〜27.9円 カーボンヒーターの比較
電気ストーブ 400W 約12.4円 足元ヒーターの比較
オイルヒーター 500〜1500W 約15.5〜46.5円 オイルヒーターの比較
セラミックファンヒーター 600〜1200W 約18.6〜37.2円 足元ヒーター・脱衣所ヒーター

表の数字は、それぞれの比較記事で計算したものです。もっとも安い電熱ベストと、もっとも高いオイルヒーターの強運転では、1時間あたりの電気代に100倍以上の差があります。

「体を温める」と「部屋を暖める」で電気代が大きく違う

分け方 主な器具 1時間の電気代 向いている使い方
体・足元を温める 電熱ベスト、こたつ、電気毛布、ホットマット、ホットカーペット 数円以下(3畳の強でも約13円) デスクや寝るときなど、じっと座る・横になる時間が長い
部屋を暖める オイルヒーター、セラミックファンヒーター、カーボンヒーター 約11〜47円 部屋全体の寒さをやわらげたい、家族で過ごす

電気代の差は、温める範囲の違いから生まれます。電熱ベストや電気毛布、こたつは、体やそのまわりの小さな空間だけを温めるので、少ない電力で済みます。一方、オイルヒーターやセラミックファンヒーターは部屋の空気を暖めるため、消費電力が数百〜千数百Wと大きくなります。暖かさの感じ方は部屋の広さや断熱でも変わるため、この記事では「どれがいちばん暖かいか」は比べていません。

1か月にするといくらか

1日8時間、30日使った場合の電気代です(消費電力×8時間×30日×31円/kWhで計算)。

暖房器具(消費電力) 1日8時間×30日
電熱ベスト(10W) 約74円
一人用こたつ(弱 約20〜80W) 約149〜595円
電気毛布(55〜80W) 約409〜595円
ホットカーペット 1畳・中(約90Wh) 約670円
パネルヒーター(160W) 約1,190円
ホットカーペット 3畳・強(約424Wh) 約3,155円
セラミックファンヒーター 弱(600W) 約4,464円
カーボンヒーター 強(900W) 約6,696円
オイルヒーター(1200W) 約8,928円
セラミックファンヒーター 強(1200W) 約8,928円
オイルヒーター 強(1500W) 約11,160円

毎日長い時間使うと、体を温める器具は1か月数百円、部屋を暖める器具は数千円〜1万円台と、差がさらに大きくなります。部屋を暖める器具は、使う時間を短くするか、体を温める器具と組み合わせると電気代を抑えやすくなります。

使い方別の組み合わせ

  • 在宅ワークのデスク: 電熱ベストやホットマット、パネルヒーターで足元と体を温めると、1時間数円以内に収まります(足元ヒーターの比較・電熱ベストの比較)。
  • 寝るとき: 電気毛布なら1晩(8時間)約14〜20円です。寝る前だけ布団を温めたい場合は、布団乾燥機の「あたため」も使えます(電気毛布の比較)。
  • 一人暮らしのワンルーム: こたつで下半身を温め、部屋の寒さが気になる時間だけヒーターを使う方法があります(一人用こたつの比較)。
  • 脱衣所: 入浴の前後30分だけ使うなら、1200Wのセラミックファンヒーターでも1か月約558円です。人感センサー付きなら消し忘れも防げます(脱衣所ヒーターの比較)。
  • 停電への備え: 電気を使わない暖房として、カセットガスストーブ(ガス代は1時間約95〜190円の目安)や湯たんぽがあります(カセットガスストーブの比較・湯たんぽの比較)。

電気代を抑える使い方

  • 温まったら弱にする: 強のまま使い続けず、温まったら弱や低い温度設定に下げましょう。
  • 暖かい空気を循環させる: 暖かい空気は天井近くにたまりやすいため、サーキュレーターで部屋の空気を混ぜると、足元まで暖まりやすくなります。サーキュレーターの電気代は1時間約0.4〜1.2円です(サーキュレーターの比較)。
  • 使わないときは切る: 部屋を出るときは切り、タイマーや人感センサーがある器具は活用しましょう。
  • 体を温める器具と組み合わせる: 部屋を暖める器具の設定温度を少し下げ、電熱ベストやひざ掛けで補うと、電気代の大きい器具を使う時間を減らせます。

この記事で扱っていない暖房

エアコンは、機種の省エネ性能や外の気温、部屋の広さや断熱によって電気代が大きく変わり、この記事と同じ前提(消費電力どおりに運転)では比べられないため、表に入れていません。エアコンの電気代は、使っている機種のカタログや取扱説明書にある期間消費電力量を確認してください。

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まとめ

暖房器具の電気代は、1時間あたり電熱ベストの約0.2円からオイルヒーター強運転の約46.5円まで大きく違います。体や足元を温める器具(電熱ベスト・こたつ・電気毛布・ホットカーペット)は1時間数円以下、部屋を暖める器具(オイルヒーター・セラミックファンヒーター・カーボンヒーター)は1時間10〜40円台が目安です。じっと過ごす時間が長いなら体を温める器具を中心にし、部屋を暖める器具は使う時間を決めて組み合わせると、電気代を抑えやすくなります。

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